デスクワークでも痩せる!デスクワーカー専用ダイエットプログラム

もちろん、夏と冬で劇的に違うわけではないのですが、私自身の体験としては、明らかに違いを感じました。

これは理屈的にも自然の摂理としても、説明がつくので大きくは間違っていないと思います。

冬から春・夏に向けて(暑くなっていく時期に)ダイエットを始めた人と、秋から冬に向けて(寒くなっていく時期に)ダイエットを始めた人では、結果に違いが出てきますので知っておくと良いです。

特に、春からダイエットを始めて、夏を越えて秋以降も続けた場合は、「あれ?最近おかしいな~」と思うかもしれませんので、これを知っておくと戸惑わなくて良いです。

■暑くなっていく時期にダイエットを始めた場合

冬の終わり、春、初夏というのは、ダイエットを始めようと決意される方が多いですよね。

段々気候が温かく(暑く)なっていくということは、体温を高く保つためのカロリーは冬場に比べれば多くは必要ありません。

体脂肪は無理に溜め込まなくても良い季節です。

そして暑くなってきますと、汗をかいて体温を下げる方向に調整する必要が出てきます。汗をかくために水分をためておく必要性が出てくるのです。

つまり、脂肪がたまりにくく、水分がたまりやすい体質になっていきます。

そうなると、体組織計(体重計)で計った場合に、
体脂肪率はどんどん下がっていきます。

しかし、油(脂)より水の比重は重たいですので、
体重自体は下がりにくくなるんです。

もう一つは湿気が影響します。

一般的な体重計で、体脂肪率を計る方法は電気式ですが、例えば左足の側から電極を通して微量の電圧をかけて、右足の側の電極に流れて戻ってくる電流を測定し、その値から体脂肪率を推測しています。

例えば、お風呂上がりで体の表面が濡れていて皮膚も水分をたっぷり吸っているような状態では、電流が流れやすいです。水は電気を通すからです。

いっぽう、体脂肪は油ですので電気を通しません。

電気が通りやすい体ほど『体脂肪が少ない』と判定されますので、お風呂上がりや湿気が多い季節、湿気が多い部屋で計った場合、汗をかいている時などは、体脂肪率が低く表示されます。

また反対に、例えば足裏の皮が厚くて乾燥肌の方は、実際の体脂肪率よりも高い数値が出ます。

■反対に寒くなっていく時期にダイエットを始めた場合

寒くなっていきますので、体温を高く保つために脂肪をたくさんためておかなくてはいけません。

いっぽうで、水分は体温を下げてしまうジャマな物になりますし、涼しい(寒い)ので汗をかいて体温を下げる必要はなく、要らない水分をどんどん排出しようとします。

ということで、比重の軽い油(脂)が増えて、比重の重い水分が抜けるため、体重が落ちやすい反面、体脂肪率が下がりにくくなり(上がりやすくなり)ます。

■まとめ

多くの人が夏に向けてダイエットを始めますが、夏が終わって秋に入って行くと、今までと体重の変化や体脂肪率の変化が変わってきますので、それを知っておくと一喜一憂されないで良いです。

それと、ダイエットを始めた後は季節の変化だけでなく、必ず停滞期や促進期や安定期がありますので、それらも知っておくとモチベーションや、やる気が保ちやすいです。

↑参考:『ダイエットが続けられない理由』はこちらをクリック

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