デスクワークでも痩せる!デスクワーカー専用ダイエットプログラム

ポッコリ出たお腹をへこます方法を解説いたしますが、その前に少しだけ、あなたの現状を知っていただきます。

お腹がポッコリ出てしまう原因を知っておかないと、へこます方法を聞いても理解があいまいで実践の効果が低くなってしまうからです。

ポッコリ出たお腹と鍛えた腹筋の比較画像

■あなたのお腹は水風船になってしまった!

水を入れたガラスのコップ例えば、ガラスのコップに水を入れても、コップが変形することはありませんよね?

 

ガラスのコップは固くて厚くて丈夫だからです。

 

でも、風船に水を入れたらどうなりますか?
水を入れた風船
プ~ッと膨らんで、横にはみ出て広がっていきますよね。

風船の材質がペラペラに薄く、フニャフニャに柔らかいからです。

あなたのお腹はこれと同じなんです。

腹筋の量が減って弱って、ペラペラでフニャフニャなのです。

だから、重力で下がってきたお腹の中の内臓(内臓脂肪を含む)を支えきれずに、

■グニャッと、ポッコリと、飛び出てきたわけです

お腹が出ている写真おまけに、いくらでも膨らむお腹の中には、広大なスペースができあがり、内臓脂肪をたくさん保存できる貯蔵庫ができてしまったのです。

デスクワークばかりのあなたの腹筋は、ドンドン退化し、おまけに加齢でさらに退化が加速され、ペラペラでフニャフニャの腹筋になってしまったのです。

実は、人間は立っているだけでも姿勢をキープするために腹筋を使っているのです。

胸の下から股間まで真っ直ぐ伸びた腹直筋。これがいわゆる『シックスパック』で、痩せると見えてくる割れた腹筋です。

他にも、わき腹を支える斜めに走る腹斜筋。そして、姿勢を保つために重要な体幹筋である腹横筋。これはお腹から腰までグルッと包んでいる、腹巻のような構造で、体の奥にあって外からは見えない深部筋(インナーマッスル)です。

腹筋の解説画像

デスクワークでは、デスクにヒジをついて仕事をするので、姿勢を保つための腹筋はまったく使われていないのです。

そして当然ですが、イスに座っているので足にも負荷はまったくかかりませんから、足・おしりの筋肉も急激に退化します。

下半身の筋肉量は、本来は体全体の70%もの筋肉量を占めていますから、足・おしりの筋肉が落ちることで、基礎代謝量がガクンと落ちて、カロリー消費量が急激に減るのです。

加齢による筋肉量の低下も、下半身が一番多いのです。

一日の総消費エネルギー量の内訳と基礎代謝量の年齢変化のグラフ

これらの結果、

あなたのお腹はポッコリ飛び出て、体中に脂肪がドップリたまってしまったのです。

ですので、よく『脂肪吸引』なんていう美容整形のダイエット手術がありますが、あれはあくまで皮下脂肪しか取れませんので、内臓脂肪はその手術では取れませんし、もし取れたとしても重力で下がった内臓をガッチリ封じ込める腹筋力が無いと意味がないのです。

特に『やせ形でお腹ポッコリさん』の方には、脂肪吸引なんてなんの意味もありません。

じゃ、ポッコリ出たお腹をへこます方法はどうすりゃ良いの?!

はい!答えは一つです!

足・おしり・腹筋、そして体全体の筋肉量、さらに成長ホルモンの量を増やしてあげましょう!

若いころの筋肉量(成長ホルモンの量)に近づける、あるいは、それ以上に増やすのです。

悪い腹筋の画像このページでは、まず腹筋に絞って解説いたします。

ここで注意点ですが、『間違った腹筋運動』をしないようにお願いいたします。

よくあるこういう腹筋トレーニングは、実は間違いなのです。

あなたも学校の体育の授業で習った、昔ながらの腹筋運動です。

他にも、テレビCMでおなじみのワンダーコアなど、腹筋器具はこういう動きをしますね。

股関節を支点にして、上半身をバタバタ持ち上げる動きです。

なぜこの動きが間違った腹筋なのか? それは、伸縮しているのが腹筋ではなく腸腰筋だからです。

腸腰筋と腹筋の解説図

そして、一律でみんなに同じ運動をさせてますが、あれでは話にならないのです。

皆さんそれぞれ、筋力も体力も体脂肪率も体重も違うわけですので、段階に応じて負荷を変えてあげないと意味がないんですね。

同じ種目でも、ある人にはキツ過ぎてできない、体を痛めてしまう。またある人には楽すぎて効果がない・・・ということが多々あります。

これは腹筋運動に限りません。

私はダイエットプログラムを通して、全部で50種類以上のエクササイズを組んでいます。

そして、腹筋だけでも20種類以上の種目があります。

それぞれのレベルに応じて、優しいものから高負荷のハードな腹筋まで、段階を作って徐々にレベルアップできるプログラムでなければいけないのです。

そして、お話したように、腹筋にも種類があります。その腹筋の種類に応じて、当然種目も違ってくるわけです。

■ポッコリ出たお腹をへこます腹筋運動の動画解説

では、このページでは、その20種類の腹筋のうちの1つ『腕上げクランチ』を動画で解説いたします。

一番負荷が軽い方の種目ですが、いままで何年も運動されてこなかった体脂肪率の高い方や、ご年配の方には少しキツイかもしれませんが頑張ってやってみてください。

それでは、『腕上げクランチ』という腹筋種目です。下の画像をクリックしていただくと動画の再生が始まり、解説の音声も流れます。

■10回やって1分休憩(1セット目)

■また10回やって1分休憩(2セット目)

■最後にまた10回やって3セット目が終了

です。このパターンを一日に一回行ってください。(それ以上やってはいけません。)

動画の案内

(※動画・コンテンツの転載転用を一切禁じます)

いかがでしたか。動きは地味ですよね。でも、初心者の方にとっては結構キツイですよ!

派手さはないですが、しっかり腹直筋を伸縮して使っています。

でも実は、これはまだ腹直筋を鍛えるための『レベル1』でしかありません。

腹筋は、腹直筋だけでなく、腹横筋や腹斜筋もあります。そして、レベルに応じて負荷を上げていかないといけません。それに応じて、種目は全部変えないといけないのです

また、内臓脂肪を減らすためには、腹筋だけ鍛えてもダメなんです。

腹筋の筋肉自体は薄くて小さいものですので、体全体の脂肪燃焼に占める割合というのも、ほんの少しにすぎません。

特に、足・お尻・胸・背中という大きい筋肉を増やしていかないと、基礎代謝量はなかなか上がりません。

他にも、腕や肩の筋肉もバランス良く整えないと、カッコ悪い体になります。

それと、消費カロリーが増えて食事制限が始まると、体(脳)が「エネルギーが足りないぞ」と判断して、使っていない筋肉を分解して糖に変えてしまう特性があります。

そうなってしまうと、せっかく増えた基礎代謝量がまた減ってしまい、意味がなくなり、バランスの悪い肉体になってしまうだけ・・・という悲惨な結果になるのです。

一日の総消費エネルギー量の内訳と基礎代謝量の年齢変化のグラフ

糖の消費・脂肪の蓄積・脂肪の燃焼

腹筋・足・お尻・胸・背中・肩・腕、全身の筋肉をバランス良く増やして、成長ホルモンをたっぷり出し、脂肪をドンドン燃焼させていきましょう。

特に腹筋をガッチリ固めて、内臓が横にはみ出してこないように鍛えていきましょう。

種目がたくさんありますから、

あきることもないですし、優しいレベルから楽しくレベルアップしていけます。

そして大前提ですが、糖分(炭水化物)の摂りすぎ、タンパク質やビタミンの不足があっては、運動だけしても意味がありません。

正しい食事と正しい運動を全てキチンとこなしてはじめて、あなたのポッコリ出たお腹をへこますことができるのです・・・

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