デスクワークでも痩せる!デスクワーカー専用ダイエットプログラム

「ダイエットしてみたけど痩せれなかった」

ということって、よくありますよね(^_^;)

では、ダイエットに失敗した原因は何だと思われますか?

かつての私もそうでしたが、他の皆さんに聞いても、ほとんどの方がこうおっしゃいます。

「続けられなかった」

というものでした。

ある程度は痩せられるんだけれども、それが続かず元の生活に戻ってしまい、リバウンドするわけです。

本来のダイエットの本質とは、痩せること自体が難しいのではなく、痩せた体重・体形を維持することが難しいのです。

つまり『続ける』ということですよね。

3カ月で18キロ痩せた私でも、かつて行ったダイエットは失敗の連続でした。

色々なダイエット法を試してみるものの、続けられずに失敗し、そのたびに

「何て自分はダメ人間なんだ。何をやっても続かない根性無しで、だらしない人間」

というふうに、自己嫌悪に陥ってしまうわけです。

「でも、自分ももう若くはないし、ここで本気でやり通さないと、重大な病気にもなってしまう・・・若くして脳梗塞で倒れた父親のようにはなりたくない!」

そう思い、

これで最後のダイエットにするぞ!

絶対に結果を出すぞ!

と決めて、根本的なダイエット法に取り組み始めた時に、重要なことに気付いたのです。

続けられないダイエット方法は使わないこと

今まで自分がやってきた中で、失敗した時のダイエット方法を振り返ってみました。

続けられないダイエット法には共通点があって、以下のようなものです。

・すごく消耗して疲れる、苦しい運動

・単調で面白くなく、時間がかかりすぎる運動

・食べれる量が少なすぎて空腹感がツライ

というようなダイエット法は、間違いなく続けられません。必ず失敗します。

あるいは、もし一時的にできたとしても、それをすることによって後でもっとひどくなることもあります。

食事を抜く『ファスティングダイエット』などは、その典型です。

食事を抜いてしまうと、体は足りないエネルギーを補うために、筋肉を分解して糖に変えてしまうのです。

すると代謝が落ちて、以前よりもさらに太りやすい体になってしまうのです。

これがダイエットの失敗で最も恐ろしいことで、100%リバウンドします。

そして、体重を維持しようとすると、もっと食事を抜かなくてはいけませんが、そうするとさらに代謝が落ちるので、どんどんひどくなっていくという、地獄の悪循環が待っているのです。

最後には拒食症になってしまうか、激太りして元に戻れなくなり、成人病で早死にしたり後遺症で一生苦しむことになってしまうのです。

かと言って、面倒くさがり屋の自分の性格は、そう簡単に変えられないです。

根性がないのに、無理にその時だけ根性を出してダイエットしようとしても、絶対に挫折するということです。

「続かないことはしない」

これはダイエットの鉄則です。

ダイエットのために我慢するやり方ではなく、まずは自分の生活習慣を知り、痩せるために少しだけ改善された方法で、選択をすれば良いだけなんです。

そこで、「本当にこのまま一生続けられるかどうか」を意識しながら、エクササイズと食事のプログラムを考えていきました。

それも、いきなり難しいレベルではなく、10段階のレベルを作って、簡単なレベルから一つ一つクリアしていくことにしたのです。

そうすれば、最初は簡単だから楽しく続けられるし、習慣になります。

そして自信が付くので、また上のレベルに挑戦する勇気と意欲が出るのです。

食事についても、いきなり激変するのではなく、三段階くらいに分けると、苦しくなく続けることができます。

特にエクササイズについては、細かくレベルを分けてあげないといけません。

太っている人というのは、体重が重い上に、筋肉量が減って、筋力・体力・運動神経のすべてが衰えているわけですので、本当に簡単なレベルでないと、続けられません。

かと言って、そのまま同じやり方を続けるだけでは、今度は少し痩せて筋力も付いてきたころに、効きが弱くなってしまうのです。

体が少し変わったら、それに合うトレーニングメニューに変えてあげなければいけないのです。

それも、段階がより細かい方が、ギャップが小さくて移行しやすいわけです。

『無理なくレベルアップしていける』ということです。

ダイエットに成功する時の特徴

「ダイエットに成功する人の特徴」と言い切ってしまうと、「どうせ私は生まれつきそんな特徴はない」と悲観してしまいますので、「人」ではなく「時」とお考え下さい。

同じ人でも、時と場合によって考え方や意欲って変わりますよね。

では、ダイエットに成功する人(時)の特徴をまとめてみましょう。

◆やる気が強い人(時)

◆先生の教えを素直に実行できる人(時)

◆くよくよ悩むのではなく、良い方法を考える人(時)

◆自分を客観的に見て正当に評価ができる人(時)

◆出来ないことにつまずいても、できように工夫してやってみようとする人(時)

◆リバウンドしないように先のことを考えて無理をしない人(時)

◆反省はするけども、くよくよ後悔せずに前向きに修正する人(時)

◆結果を出すためには自分の欲を律することを当たり前だと思っている人(時)

と考えて行動できる人(時)は成功できます。

「くよくよ悩む」ということと、「結果が出る方法を考える」ということは全然違いますし、「分析する反省」と「落ち込むだけの後悔」というのも、似ているようで違いますよね。

ダイエットの成功者もしくは成功できた時は、前向きで冷静な人もしくは前向きで冷静な考え方ができた時、が多いです。

もちろん今すぐに、結果が出なくても大丈夫ですよ(^_^)

特に、長年のデスクワークと加齢で筋肉量がかなり落ちている場合は、トレーニングをいきなりハードにはできませんし、出来たとしても、1カ月過ぎたころからやっと変化が出てくるものです。

あせらず急がず、淡々と続けることが大事なのです。

「1カ月過ぎからやっと変化が出てくるもの」ということも知っておけば、「あ~そんなもんなんだ」と、あせることもなくなります。

反対に、それを知らないと、「この方法もダメか・・・いったいどうすればいいの?!」と、悩んで落ち込んでしまうだけになります。

行動しなければ、100グラムだって痩せません。

運動をし、食事の栄養バランスを整え、睡眠と休養もしっかり確保するという『行動』があってはじめて、代謝が上がり、体重・体脂肪が減っていきます。

そして体の見た目や計測した数値が変わり、また自分の行動が変わることで、さらに色々な気付きや発見もあり、それによってメンタルやモチベーションが変わっていくのです。

体と心は切り離せません。一つなのです。

そしてその両方とも、あなたの生活習慣によって、良くも悪くもなっていくのです。

ダイエット成功のカギは『選ぶこと』を繰り返すだけ

私のダイエット法を実践されたある方が、こんなことを言っておられました。

「私は無理なガマンは全然しませんでした。私が考えたのは、選択をしただけです」

これはダイエットの本質です。

ダイエットというのは、ガマンをすることではなく、あなたの選択を今までと少し変えることなのです。選択肢を増やしてあげると言ってもいいです。

例えば、食事をする時だけでも、いろんな選択肢があるわけです。

「家で食べるのか、あるいは外食するのか」

「外食ならば、どのお店に行くのか?和食なのか?イタリアンなのか?中華なのか?」

「中華だったら、ラーメンなのか?麻婆豆腐なのか?青菜妙めなのか?お肉がメインなのか?炭水化物なのか?」

気付いていないうちに、ものすごい数の選択をしているわけなんです。

そんな小さなたくさんの選択の結果が、今のあなたの体重・体脂肪率・体形なのです。

あなたが痩せたいのであれば、「どの選択をしたら痩せる要素になるのか」を知って、そして実際にその選択をし、実行するのです。

痩せる選択・健康的な選択・・・

それをあなたが選択するかどうかだけなのです!

つまりダイエットというのは「食べるのをガマンすること」ではなく、「食べる物やタイミングや運動の方法を正しく選ぶこと」」なのです。

「もったいない」という思考を捨てる

皮肉なことですが、例えば、

「目の前にある食べ物を残すことはもったいない」と言って食べた結果、太り、

それを痩せて取り返すために、ダイエットサプリやジムや器具にお金を使う・・・

「もったいない」と思った結果が、さらにお金を使うはめになってしまっています。

外食で食べ放題のお店に行ったり、スーパーで大容量品の安売りがあると、ついつい買ってしまいます。そうなると、「余らせて捨てるのがもったいない」という感覚になります。

もちろん、食べ物を大切にする心は、とても重要です。

ですが、最初から食べる物と量を選択し、決めていないからそうなってしまいます。

最初に選択し、決めておくことが重要なのです。

即効性のダイエットは失敗し、時間をかけて作る体はリバウンドしない

今すぐ効果が出るような短絡的なダイエット法を選択してはいけません。

①今すぐ効果が出るけど、あとでもっと苦しくなる

②今すぐには効果が出ないけれど、将来は楽になる

というような、それぞれのダイエット法があります。

①のほうは、『食事を抜く方法』ですが、これでは筋肉量が減り、代謝が落ち、その後は以前よりも太りやすい体になってしまいます。

それだけでなく、代謝が落ちると健康や美容にも害を及ぼします。

良い物というのは、即席ではできないのです。

肉体も同じなのです。

「痩せたい」と思って食事を減らすことを考えると、逆になぜか食欲が増して食べ物のことばかり考えてしまうものです。

そんな時は、「ダイエットしないと!」とは考えないで、「健康のために運動しよう」とか「美容のために食事のバランスを整えよう」という考え方に切り変えると、生活が楽しくなります。

『ストレス発散のために食べてしまう』ということに気付こう

あなたは、食べることでストレスを発散した経験があるでしょうか?

もちろん、「ストレスがたまったから食べよう」などと意識したわけではなく、何かにイライラしたり興奮した時に、ついついオヤツに手が伸びたり、食事で食べ始めたらそのまま止まらなくなってしまった・・・なんて経験はありませんか?

あなたが何か食べる時に、ふと思い出していただいて、下記にある項目を、食べる前にチェックしてみましょう。

◆人間関係でイライラすることがある(夫婦・恋愛・友達・同僚・子育てなど)

◆なんとなく寂しさを感じている

◆なんとなく将来が不安だ

◆仕事や勉強などで意欲的に取り組んでいることがある

◆職場や学校、外出先でイヤなことがあった

◆自分はダメ人間で、人と比べて劣っていると感じる

◆お金がなく、経済的な不安を感じる

◆言いたいことがあっても、人に言えないことがある

こんな人、こんな時は、食べてストレス発散をしようとするのです。

ということで、上記の項目は『代理摂食チェックシート』と呼ばれます。

『代理摂食』というのは、食べることでストレスを発散しようとする行為のことです。

チェック項目に一つでも当てはまることがある、あなたは、その代理摂食をしている可能性があり、危険です。

仕事が終わった後にストレスでドカ食いをしたり、絶え間なく甘い物を間食する習慣がある方は、修正しないと危険です。

特に怖いのは、味わって「美味しい」と感じながら食べていない場合です。

ストレスで食べ続けることを改善する方法

ストレスで食べ続けることを改善する方法がありますので、以下のようにやってみましょう。

◆ブログなどに、今日食べた物、飲んだ物を全て記録する

◆家の中にお菓子やカップラーメンなどを置かない(プロテインスイーツはOK)

◆食事・間食をする場所を、リビングなど特定の場所に決める

◆「ちょっとくらい良いだろ?!」と思わない(例外を作らない)

◆「本当に今お腹が空いているのだろうか」と自問する

◆食べたくなったら、プロテインスイーツを食べる

◆食べようか、食べないでおこうか、迷った時には『食べない』を選択する

食欲というのは、その他の欲求よりも手軽に満たすことができます。

ですが、あなたが求めているのは、本当は食べ物ではなく、「心が満たされている状態」ではありませんか?

それを「食べること」で代わりに補おうとしても、もちろん満足できないわけですからダラダラと食べ続けてしまうのです。

食べること以外での、趣味やストレス発散方法を見つけましょう。

おすすめは、やはり動く要素があるものです。

人も動物実験でも同じ結果が出たのですが、動かないとストレスがたまり、満腹中枢が麻痺してしまうことが証明されています。

特に、筋トレなどの負荷がかかる運動なら、筋肉量が増えて(標準量に戻って)代謝が上がりますので、一石二鳥です。

筋トレの無酸素運動の良いところは、ジョギングなどの有酸素運動と違って、短時間で済みますし、種目もたくさんあって飽きないですし、ウエイトを調整してレベルを段階的に分けられます。

更にその後に散歩などをすれば、エネルギー消費の効率が良くなり、気晴らしにもなります。

ダイエットの停滞期ほど、当たり前のことをコツコツやる

何事にも、スランプや停滞期があります。へたをすると、停滞どころか減退しちゃうこともありますよね。

でも、そこが『心の成長期』なのです。

自分の限界を超えようとするからツライのです。

でもそこを乗り越えるから、次のレベルに到達することができます。

例えば、筋トレをしても直ぐに筋肉量が増えないように、人間の体は、内部や外部の環境が変化しても、現状の状態を保とうとする防御機能が働きます。

体が危機状態と判断し、防衛体制に入るので、体重が落ちにくくなってしまうのです。

ここが「停滞期」です。

ですが、ここでガッカリされないで、淡々と続けることです。

体(脳)はいずれ学習して、体重が減っても体の機能に問題ないと分かると、極度の防衛の制御を止めて、環境の変化に順応するようになり再び体重が落ち始めます。

もちろん、優しいレベルからトレーニングを始めた場合、もうその負荷が軽すぎて進展しなくなっている場合もありますので、その場合は、また一段レベルを上げたエクササイズにしなければいけません。

まずは、停滞期になってもダイエットをあきらめず、正しい食事とエクササイズのプログラムを止めないことです。

ただそれでも、停滞期と知っていても、精神的にはきついものです。

しかし精神的なスランプというのは、『心の成長期』でしたね。

ここを乗り越えたあなたは、もう一生続けることができるのです。

習慣になっているので、続けることが苦ではなくなりますし、自信がついたので、同じような別のスランプに陥っても、強く乗り越えることができるのです。

また、一度痩せることができると、

その経験が『確信に変わる』のです。

ダイエットが続けられないのは、「その手法を続けたら本当に痩せられるのか」という確信がないからなんです。

自分で過去に成功体験があると、「これをやれば間違いなく痩せられる」という確信があるから、当たり前のように続けることができるのです。

思ったように結果が出ないときこそ、痩せる選択・太らない選択を、淡々と続けていきましょう(^_^)

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