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甘いのにダイエットになる!?ヤセ菌が喜ぶオリゴ糖の秘密

糖は身体に必要な栄養素です。でもとりすぎると脂肪として蓄積されやすいうえ、甘いものは悪玉菌の大好物。

そのため、腸内フローラが悪玉菌優勢に傾いて、身体に余分なものを溜めこむ働きのある「デブ菌」と呼ばれる腸内細菌が活動しやすい環境になります。

「それでもやっぱり、コーヒーや紅茶、ヨーグルトにお砂糖を入れたい!」という方へ朗報です。糖は糖でも「オリゴ糖」なら、デブ菌を撃退できるようですよ!

 

甘いのにダイエットになる!?ヤセ菌が喜ぶオリゴ糖の秘密

■オリゴ糖ってナニ?

砂糖は、ブドウ糖と果糖が連なった「二糖類」で、ショ糖とも呼ばれています。

そのため、簡単に分解することができ、すぐに身体に吸収されます。一方、オリゴ糖はブドウ糖や果糖がいくつも連なっているため、分解されにくく、そのまま大腸に届き腸内細菌のエサとなります。

実際、1日1gのオリゴ糖を毎日とることでビフィズス菌が増えたという実験結果もあり、腸内フローラの改善に役立つ糖なのです。

■オリゴ糖の種類

オリゴ糖には、「大豆オリゴ糖」「キシロオリゴ糖」「クラフトオリゴ糖」などいくつかの種類があります。オリゴ糖だけをシロップ状にしたもののほか、甜菜糖やハチミツにも多くオリゴ糖が含まれています。

■腸内環境美化のためのオリゴ糖のとり方

(1)毎日とる

善玉菌は、毎日エサが必要です。オリゴ糖だけでなく、ヨーグルトや発酵食品などの食べものによって改善した腸内環境は、食べるのを止めると元に戻ることがわかっています。ですから、一度にたくさんとるより、毎日続けることが大切なポイントです。

(2)砂糖と置き換える

いくら善玉菌のエサになる糖とはいえ、とりすぎるとカロリーオーバーになります。また、「オリゴ糖なら大丈夫!」と甘いものへの依存度を高めることにもなりかねません。

さらに、「腸内環境のため」と一度にたくさんとると、腸内で異常発酵し、お腹が張って苦しくなる場合もありますから、気をつけて。1日1gを目安に、今使っているお砂糖と置き換えて使うように心がけましょう。

コーヒーや紅茶などに入れるお砂糖は、一度にとる量が少しずつでも、毎日続けてとれば相当な量になります。お砂糖をオリゴ糖に換え、善玉菌優勢の腸内フローラを保ちたいですね。

(岩田 麻奈未)

【参考】
※成分情報 オリゴ糖 – わかさ生活
※「Dr.クロワッサン 腸内フローラ健康法」 – マガジンハウス



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