レプチンというホルモンのこと、知っていますか? レプチンには食欲を抑制する働きがあり、うまく味方につけるとダイエットに効果的なのだそう。レプチンを効率よく働かせるには、どうしたら良いのでしょうか?
レプチンって一体なに?
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レプチンは、食後の満腹感を促すホルモンのこと。ギリシャ語で「痩せる」という意味のleptosが語源なのだそう。このレプチンをコントロールすれば、食べ過ぎを防いでダイエットに効果的なのです!
味方につけると頼りになる!「レプチン」の働き
#1 食欲を抑えてくれる
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脂肪細胞から分泌されるレプチンが脳の満腹中枢に働きかけ、食欲を抑制してくれます。脳が満腹状態になることで、食べ過ぎを防いでくれるのです。
#2 エネルギーの消費を増加させる
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レプチンの働きで、交感神経が活性化し、エネルギーの消費量が増加します。代謝が上がることで、余分な脂肪を溜め込まず、太りにくい身体へと導きます。
脂肪が多いと効果がなくなる…
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出典:http://livewell.jillianmichaels.com
脂肪細胞から分泌されるレプチンは、脂肪が多いひとほど分泌量も多くなりますが、”満腹感”などの効果は薄れるといわれています。そのため、レプチンの働きを最大限に生かすためにはまず、ある程度、脂肪を落とすことが最優先となるのです。
レプチンを味方につけるには?
#1 ゆっくり食事する
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レプチンは、食べ始めてから20分後に働き出すといわれています。早食いなどで20分以内で食べ終わってしまったら、その恩恵は受けられないものと考えて良いでしょう。なるべくゆっくり、よく噛んで食事しましょう。
#2 しっかり睡眠をとる
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睡眠不足は食欲が増す原因。レプチンの効果もなくなってしまいます。レプチンの恩恵を受けるには、しっかり寝ることも肝心です。
#2 たんぱく質をバランスよく
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たんぱく質を適度にとらないと、血中レプチン濃度が低くなります。動物性・植物性をバランスよく、しっかり摂ることが大事です。
#5 ダイエット後にはご注意
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ダイエット後は、レプチンの分泌量が減少している状態。暴力的な食欲が襲ってくるのでリバウンドしやすい身体になっています。レプチンが適正量になるまで、減量に成功しても約1ヶ月間はライフスタイルを変えないほうが良いでしょう。
レプチンを多く含む食品は?
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亜鉛を多く含む食品はレプチンを生かす働きをしてくれます。牡蠣、うなぎ、するめ、たらこ、あさり、など主に魚介類に含まれています。これらをバランスよく取り入れて満腹中枢を刺激してください!
レプチンとうまくつきあおう!
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食欲を抑える働きのあるホルモンですから、レプチンとはぜひとも仲良くしたいところ。ゆっくり食べることで効果が発揮されるようなので、時間をかけて食事を楽しむのも、ダイエットのひとつといえるのかもしれませんね。