注目!デスクワーカー専用ダイエット

知っておきたい!“糖質制限ダイエット”で気をつけるべき3つの「デメリット」

 

■「即痩せ」も叶う!?

従来のダイエットよりも、比較的早く効果が出るといわれている糖質制限ダイエット。年齢などにより、今までなかなか痩せられなかったという人にも効果が高いところも人気の理由のひとつですよね。

 

でも嬉しいところだけではなく、デメリットもあるといわれています。ここでは、糖質制限ダイエットで起こる3つのデメリットをご紹介します。

■1.糖質制限で筋肉が減る?

糖質は生命の維持に欠くことのできない栄養素。そのため、糖質が不足すると、それを補充しようとカラダが自らの筋肉をアミノ酸に分解して糖を作りだすこととなります。そのため、結果的に筋肉の量が減少してしまうといわれています。

でも実は、糖質制限はまだまだ歴史が浅いこともあり、現在までにこの説をきちんと示した研究は存在しないんです。きちんとした研究成果が存在していない以上、憶測の域を出ないということになります。

 

今後、何かしらの研究結果が発表され、健康上のリスクが検討される可能性もゼロではないと言えます。

また、糖質制限中は糖質をとらない分、エネルギー補給の維持のためにタンパク質や脂質をしっかり摂らなければいけません。合計の摂取カロリーが低すぎるため、結果として筋肉量が減っているのではという説もあるんです。

「筋肉量を落とさない」方法とは?

■2.過度な糖質制限は冷えの原因に

糖質は、身体を動かすエネルギー源となると同時に、身体の熱も作っています。糖質を制限すると、熱を作りだすもとが身体から無くなるため、冷えを招きやすくなります。

慢性的な冷えを感じる人ほど、食事を減らしたり運動量を増やしたりしても、体重が落ちにくい傾向が。これは、身体が冷えているために代謝が落ちていることが大きな原因なんです。また、冷えはむくみやセルライトの原因にも。

 

糖質制限を始めてから冷え性になった、という場合は、少し糖質の摂取量を戻してみましょう。その場合、甘いお菓子などではなく、ごはんを小さめのお茶碗に軽く盛る程度が適量です。体を温める生姜は低GI食品なので糖質制限中でもOK。

糖質制限で「冷え」を感じたら…

■3.リバウンドしやすいカラダに

リバウンドとはダイエットで減った体重がもとに戻ったり、ダイエット前以上に増えてしまうこと。ホメオスタシスという、体温や血糖値などを常に正常に保つなどの生命維持のために人間に備わった恒常性機能が大きく関わっています。

糖質制限は短期間での減量が利点といわれていますが、逆にその短期間での減量がリバウンドの原因になってしまうんです。糖質制限中は、ホメオスタシス機能が働き、少ないエネルギーでも生きていけるように身体を適応させていくんです。

 

すると、目標の体重まで減量できた後で、ダイエット前の食事内容に戻して糖質を摂り始めた瞬間に、節約モードに入っているカラダでは消費しきれずリバウンドに。なので糖質制限ダイエットでは適度な減量を継続していくことが大事。

食事内容としては、糖質の多いイモ類やお菓子は控えながらも、主食はある程度食べるようにしましょう。つまり、制限するのではなく、コントロールするという意識で行うことが大切です。このような方法でも、十分なダイエット効果が得られることが実験などで報告されています。

減量効果が現れると、つい、もっと糖質を減らそうと頑張ってしまいがちですが、それがかえって逆効果になることも。無理のない範囲で少しずつ続けていくことが、結果的にダイエット成功の近道になることもあるのです。

リバウンドしにくい糖質制限とは

■正しく、楽しく、ダイエット!

いかがでしたか。メリットもある分、デメリットも多い糖質制限ダイエット。たった数キロ落としたいがために、カラダを壊したり、リバウンドしたりしてしまっては元も子もありません。デメリットも意識したうえで取り入れましょう。

ヘルスケア大学では、他にも“糖質制限ダイエット”の記事が掲載されています。ぜひ、ご覧になってください。

糖質制限ダイエットを詳しく知りたい

関連記事

提供元:    スキンケア大学



注目!デスクワーカー専用ダイエット

 

デスクワークが多い人向けのダイエット法