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ピリナッツ知ってる?美容&ダイエットに効くノンコレステロールナッツ

 

美容にとてもいいと、スーパーモデルのミランダ・カーをはじめ海外セレブたちが、おやつ代わりに食べていることで日本でも人気になったナッツ類。

アーモンドやカシューナッツが定番になっていますが、これからブレイクすると言われているナッツがあります。その名は“ピリナッツ”。

まだ聞いたことのない人のほうが多いのでは? しかし、専門家に言わせるとこのピリナッツことが、次にヒットするスーパーフードとのこと。

そこで今回は、スーパーフードはもちろん、健康や美容に詳しいスーパーフード&カフェ『amankula TOKYO』ディレクターの子安良樹氏に話を伺ってみました。

 

■ピリナッツってどんなナッツ? 実はナッツではない

ピリナッツはフィリピン原産のもの。“ナッツ”と名前についていますが、実はナッツではなく豆科の一種です。しかし、歯ごたえはナッツにそっくり。ナッツと比べるとソフトな噛み応えで、味もクセがなく食べやすいです。

 

■ノンコレステロールである

ナッツ類が人気な理由に“ノンコレステロール”であることが挙げられます。

ピリナッツは豆でありますが、こちらも同じくノンコレステロール。コレステロールは細胞膜や、ストレスに対応するために分泌される副腎ホルモン・女性ホルモンである、エストロゲンなどの“ステロイドホルモン”の材料なので、私たちの体に必要不可欠な成分です。

しかし、コレステロールには、悪玉(LDLコレステロール)と善玉(HDLコレステロール)があります。

悪玉コレステロールが血中に増えすぎると血管壁に蓄積し、血管が細くなったり切れやすくなったりと、動脈硬化を引き起こす原因に。また、コレステロールは脂質なのでダイエット中は控えたいもの。

以上の点から、ノンコレステロールであるピリナッツはヘルシーなおやつの一つと言えます。

 

■必須アミノ酸9種類、ビタミンEやビタミンB2、食物繊維まで詰まっている

ピリナッツには、私たちの体に欠かせないアミノ酸がたっぷり含まれています。人間の体の約20%はタンパク質です。筋肉や血管、髪・皮膚・爪・内臓などはタンパク質でできていますが、このタンパク質を構成しているのはアミノ酸。

ピリナッツは、体内で作ることができない9種類の“必須アミノ酸”をすべて含んでいます。つまり、ピリナッツだけで9種類全部を効率よく摂取できるのです。

他にも、美肌に欠かせないビタミンEやビタミンB2、腸内環境を整える食物繊維、亜鉛・カルシウム・鉄などの体調を整えてくれるミネラルなど、たくさんの栄養が詰まっています。

 

■食べながらエイジングケアをしてくれる

ピリナッツは、“アンチエイジング”効果もあります。その理由は、アミノ酸の一種である“アルギニン”を含んでいるから。アルギニンは、アンチエイジングには欠かせない“成長ホルモン”の分泌を促進してくれます。

成長ホルモンというと、成長期の学生時代に深く関わっているようなイメージですが、いくつになっても若々しくいるには欠かせないホルモン。成長ホルモンには次のような働きがあります。

(1)筋肉量を増やす

筋肉が増えることで基礎代謝が上がるので、痩せやすい体に。

(2)脂質分解をしてくれる

体脂肪を減らしてくれる。

(3)美肌成分を分泌

お肌のヒアルロン酸量を増やし、肌のハリが高まる。

ピリナッツはまさに、食べながらエイジングケアをしてくれるスーパーフードなのです。

 

■疲労回復と肝機能UP

ピリナッツに含まれている必須アミノ酸の“リジン”。リジンには疲労回復効果があるとされています。

また、リジンには肝機能を高める働きがあります。肝機能が高まると、中性脂肪を分解する消化酵素“リパーゼ”を活性化。リパーゼが活性化すると、肝臓の中にある脂肪酸を適切に利用しようと動きます。

肝臓が弱って脂肪酸が適切に代謝されないと、血中のコレステロールが増えたり、脂肪肝になったりすることも。

ピリナッツは、人体において重要な肝臓にも働きかける、健康にも嬉しいスーパーフードなのです。

 

いかがでしたか? 沢山の栄養素が詰まったピリナッツ。次にヒットしてもおかしくない高い栄養価のスーパーフードです。ぜひ試してみてはいかがでしょうか。

 

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提供元:    ビーナスタップ



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