注目!デスクワーカー専用ダイエット

美肌や便秘改善の効果も!チョコダイエットでおいしく痩せよう

普段食べているお菓子がダイエットに役立ったら、おいしく痩せることができて一石二鳥ですよね。

お菓子のなかでもチョコレートは、コンビニやスーパーなどにたくさんの種類が置かれていて、手軽に手に入ります。

実は甘くておいしいチョコレートは、ダイエットに使えるかもしれないのです!

では、チョコレートを使ってどのように痩せるのか見ていきましょう。

チョコレートダイエットは痩せやすい体をつくる!

チョコレートダイエットに向いているのは、カカオ含有率70%以上のダークチョコレートです。

やり方は簡単で、ダークチョコレートおよそ50g(板チョコ1枚ほど)を、1日3回の食事の前に食べるだけです。

チョコレートダイエットで重要な役割を果たすのは、チョコレートの原料のカカオに含まれている、カカオポリフェノールとカカオプロテインです。

カカオポリフェノールは食前に食べると、満腹中枢を刺激して食欲を抑える効果があります。

そして体内に吸収されると、すみずみの毛細血管まで拡張し血行が良くなり、多くの細胞にきちんと栄養素を届けます。

そうすることで、エネルギー代謝量が上がり、基礎代謝もアップするので、ダイエット向きの痩せやすい体をつくります

チョコレートダイエットの効果

チョコレートダイエットは痩せやすくするだけでなく、そのほかにも体にうれしい作用をもたらします

美肌のキープ

カカオポリフェノールは食欲を抑えるだけでなく、活性酸素を除去するはたらきがある抗酸化力も持っています。

このはたらきが、血管のなかでも詰まったりしやすい毛細血管の細胞を若々しく保ち、血管を広げるはたらきをサポートします。

また、毛細血管がたくさんある肌を紫外線のダメージから守るので、美肌のキープに役立つのです。

脳にはたらく

カカオポリフェノールは血流に乗り、「脳の栄養」といわれていて物事の記憶・判断をするBDNF(脳由来神経栄養因子)を活性化します。

そして、BDNFは特に「海馬(かいば)」という記憶をつかさどる部位にはたらきかけるため、認知機能の低下の防止につながります。

そのほかにもBDNFは網膜や運動神経を活性化するので、めまいやふらつきなどダイエットのときに起こりやすい身体症状を予防する効果があります。

お腹の調子を整える

カカオに含まれているカカオプロテインは消化されにくい性質があり、胃や小腸で消化・吸収されることなく大腸に届きます

大腸に届いたカカオプロテインは水分を吸収して膨らむことで、排便回数と排便量を増やします。

これが、便秘の改善に役立つのです。

ストレスを和らげる

チョコレートの香り成分であるテオブロミンと、ダークチョコレートに多く含まれているフェニルエチルアミンはストレスの緩和に役立ちます

テオブロミンは、その香りが脳内に届くと脳が自律神経を興奮させて、気持ちが高揚することでストレスを緩和します。

フェニルエチルアミンは、快感ホルモンであるドーパミンや興奮性のあるアドレナリンの分泌を活発にして、脳内の幸福感を上げます。

チョコレートで気持ちが安らぐ人が多いのは、この2つの効果によるものです。

チョコレートダイエットで気をつけたいこと

ダークチョコレートは、通常のミルクチョコレートや生チョコレートなどより高いダイエット効果を持っていますが、カカオが多く含まれているので、糖分の代わりに脂質の割合が高く、カロリーはほかのチョコレートとほとんど変わりません。

そのカロリーは、板チョコ1枚を50gとすると、300kcal弱もあります。

なので、食べ過ぎは間違いなく太る原因になるでしょう。

また、香り成分のテオブロミンには、カフェインと似たはたらきがあり、過剰に摂ると利尿作用で頻尿になったり、興奮作用が睡眠を妨げたりする可能性があります

チョコレートでダイエットするつもりが、「逆に体に悪い影響を与えた」なんてことにならないように気をつけて行ってくださいね。

チョコレートダイエットは無理せず行おう

チョコレートダイエットでは、カカオ含有量の高いチョコレートをおすすめしていますが、ダークチョコレートなので甘さより苦みが強いです。

ミルクチョコレートのような甘いチョコレートが好きな人には、このチョコレートダイエットはややつらいかもしれませんので、カカオ含有量が60%や50%のチョコレートで行うといいでしょう

自分の好きな味のダークチョコレートで、無理せずおいしくダイエットしていきましょう!

(この記事の監修:管理栄養士 岩月啓四郎)



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