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ボリューミーなのにヘルシー!ダイエット中はラム肉を食べて

あたたかい春になり、薄着の季節がやってきました。「冬に蓄えた脂肪が気になる……」「夏に向けてダイエットしなくっちゃ!」と思っている人も少なくないはず。
今時のダイエットは「しっかり食べて痩せる」が鉄則。過度の食事制限や断食なんてもう古い! そこで今回はそんなダイエット中に是非食べて欲しいお肉「ラム」の魅力についてご紹介します。

 

ボリューミーなのにヘルシー!ダイエット中はラム肉を食べて

■ラム肉ってなに?

ラム肉とは、生後1年未満の仔羊のこと。生後2年~7年位までの成長した羊肉「マトン」に比べて臭みやクセが少なく、調理しやすく食べやすいのが特徴です。

煮込み料理はもちろん、オーブンでグリルしたり、骨付きのままステーキ感覚でソテーするラムチョップなど、見た目も華やかなお料理に仕上がるのでおもてなしにもピッタリですよ!

■ラム肉がダイエットにオススメな理由とは?

ラム肉には鉄分、ビタミンB群、良質たんぱく質など様々な栄養素が含まれています。中でもダイエットに嬉しい注目すべき栄養ポイントはこの2つ。

【L-カルニチンが豊富】

L-カルニチンは摂取した脂肪を燃焼する成分。エネルギー産出をサポートし、体脂肪を効率よく減らす役割があるのでダイエットにオススメです。ラム肉にはなんと、豚肉の2倍以上ものL-カルニチンが含まれているんです。

ラム肉に含まれる脂質は決して少なくはありませんが、人の体内で溶けにくく腸で吸収されにくいのが特徴。脂肪以外の他の栄養素はしっかり吸収されます。

【低コレステロール】

ラム肉のコレステロールは可食部100gあたり約50mgと低め。
さらに、体内のコレステロール値を下げるオレイン酸などの不飽和脂肪酸を多く含んでいるので、ダイエットにはもちろん生活習慣病予防にも期待できます。

■ラム肉のオススメの調理法とは?

ラムの匂いが気になるという人は、グリル・ソテーする前に、スパイスやハーブをまぶしてスライスしたタマネギと一緒に赤ワイン、オリーブオイルに数時間~ひと晩漬けてマリネしてから焼くといいですよ。そうすることで臭みが取れるだけではなく肉質がより柔らかくなります。

薄切りにしたショルダー部分は、北海道名物ジンギスカンやカレーの具材にすると美味しいです。
上手に調理すれば臭みもなく、やわらかでとってもジューシーなラム肉。脂肪をしっかり燃焼し、低コレステロールとなるとこれは絶対食べなきゃ損!

■ラム肉の選び方

ラム肉を選ぶ際は肉の赤身が鮮やかで艶のあるもの、脂身の白色がくすんでいないものを選びましょう。
日本(北海道以外)で多く流通しているラム肉はオーストラリア産やニュージーランド産のものがほとんど。

ニュージーランド産のラム肉の方が生後比較的早い段階(生後3~4ヶ月)で出荷されることが多いようなので、より柔らかく臭みの少ないラム肉が食べたいという人にはニュージーランド産のラム肉がオススメです。

今回は食べやすいラム肉をご紹介しましたが、もちろんマトンでもOK! 栄養素はほとんど同じです。羊ならではのあのクセ・臭みが好きという人は、ラムよりマトンを。たっぷりの香辛料で作るカレーには少しクセのあるマトンの方が合うかもしれません。
これからの季節は、バーベキューでラムチョップを焼いたり、マトンカレーを煮込むなど、羊肉をアウトドアでお洒落に楽しむのも素敵です。

是非一度、ラムもマトンもどちらも試してみてご自身のお好みの羊肉の食べ方を探求してみてはいかがでしょうか?

(國塩 亜矢子)

【参考】
※ラム肉 – 兵庫栄養調理製菓専門学校



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