みなさん、こんにちは、道端カレンです。
今回は、アドレナリンとダイエットの関係について、お話ししたいと思います。
- 暑い季節がやってきた！今年も熱中症には厳重警戒
- 適切な予防のために指数を毎日チェック！いざというときの応急処置や予防レシピなど、熱中症対策に役立つ情報がぎっしり！
実は、物事に熱中しているときには、神経伝達物質である「アドレナリン」が脳内に分泌されています。
アドレナリンが空腹感をなくす!?
空腹になると、血液中のブドウ糖が不足してきます。そうなると、脳に「お腹がすいたよ」というサインがいくわけです。ところが、アドレナリンは、そのサインを止めてしまうことができるのです。
なぜなら、肝臓には、あらかじめブドウ糖が蓄えられているのですが、アドレナリンは、そのブドウ糖を、血液中に放出する働きがあるからです。血液中にブドウ糖が少なくなってきたときに、アドレナリンが分泌されれば、肝臓からブドウ糖を補ってくれます。
このアドレナリンがうまい具合に分泌されると、「お腹がすいた」という空腹感を感じずにすみます。小腹がすいて、ついお菓子に手がのびたり、食べすぎてしまうということを防げるわけですよね。
運動がアドレナリンを分泌させる
では、どうしたら、アドレナリンを分泌させることができるのでしょうか。
冒頭にお話ししたように、実は、何かに集中しているときは、このアドレナリンが分泌されているときなんですね。だから、お腹がすかないのです。
他にもう1つ、アドレナリンを簡単に分泌させる方法があります。
それが運動。運動すると交感神経が刺激されて、アドレナリンを分泌させることができます。
何も本格的な運動をしなくても大丈夫。運動の強度や行う時間にもよりますが、ウォーキングや、その場でスクワットをしたり、軽く走ったりする程度でも、アドレナリンは分泌されます。
脂肪を燃やす効果もある
しかも、このアドレナリンには、脂肪の燃焼を促進させる作用もあるのです。脂肪を分解するリパーゼという酵素を促す働きがあるからです。
以前にも書きましたが、私は、ダイエットは3食きちんと食べて、体重を自然に落とさない限り、リバウンドもするし、きれいに痩せることはできないと思っています。
また、間食はなるべく摂らないほうがいいですよね。余分なカロリーを摂ってしまいますから。
その間食を防ぐためにも、食事と食事の間に身体を動かして、アドレナリンを分泌させましょう。好きなことに熱中するのもいいですね。そうすることで空腹感もなくなるし、間食という魔の手から、上手に逃れられるのではないでしょうか。
身体のしくみをきちんと理解すると、ダイエットの成功率も高まります。みなさんも、無理のないダイエットで、きれいにボディシェイプしてくださいね。
文：リズムアンバサダー 道端カレン
