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産後すね毛が濃くなったのは、女性ホルモン減少のせい?

妊娠・出産を機に、身体の状態が以前とは変化してしまうことがあります。

相談者の方は、産後足の毛が濃くなってしまったと悩んでおり、これは更年期障害の始まりではとも思っているようですが、医師や看護師さんたちは何といっているのでしょうか。

 

産後すね毛が濃くなったのは、女性ホルモン減少のせい?

ママからの相談:「産後濃くなった体毛。ホルモンの影響?それとも更年期の始まり?」

産後約1年が経ちますが、男性並みに太くて濃いすね毛が生えてきて全く薄くなりません。以前は処理しなくても目立たなかったのに、出産を境に一気に濃くなりビックリしています。女性ホルモンが減少してしまったのか、最近は腕の毛も濃くなってきたように思います。どうすれば以前のような肌に戻れるでしょうか。この身体の変化は、更年期障害の始まりの予兆なのでしょうか。(30代・女性)

ホルモンバランスの乱れが原因で起こる症状

出産後に体毛が濃くなるのは、ホルモンバランスに乱れが生じることが原因のようです。個人差がありますが、授乳を終えて生理が再開すれば肌の調子も整ってくるのではと、医師は説明しています。

『妊娠や出産でホルモンバランスに乱れが生じると、それが原因で毛髪の抜け毛が起こるように、体毛が濃くなるのもホルモンバランスの乱れが影響して起こる症状の1つです。毛の色が濃く太くなるのはメラニン色素の増殖が関係していて、髪の毛や体毛が黒いのはその影響です。この症状は、ホルモンバランスが完全に落ち着く時期から徐々に元に戻ってくるので、心配はいりません。(看護師)』

『まだ産後1年程度ですし、もう少し様子を見てはいかがでしょうか。授乳が終わり生理も再開すれば、また肌の調子に変化が見られるかもしれませんし、この時期になれば脱毛・除毛による肌トラブルも少なくなるため、処理もしやすくなります。(医師)』

『妊娠・出産を機にホルモンバランスが崩れて、むだ毛の状態が変化する方は多いです。薄くなったと感じる方もいれば濃くなったと感じる方もいて、個人差が大きいようです。(医師)』

更年期障害との関係性は?

まだ30代ですし、むだ毛が濃くなったというだけでは、更年期障害との関係性はないと思われます。しかし、比較的若くに症状が現れる若年性の更年期障害もあるため、動悸や火照りなど気になる症状があれば病院を受診してください。

『一般的に、更年期障害の症状が現れるのは40代半ば~50代の頃なので、恐らく更年期障害は関係ないと思われます。ただし、早い場合だと20代~30代でも更年期障害が始まることがあるので、絶対に更年期障害ではないとはいい切れません。(看護師)』

『まだ30代とお若いですし、むだ毛の変化だけでは更年期障害との関係は少ないと考えますが、動悸や火照りや多汗といった症状があれば、一度産婦人科で相談されてはいかがでしょうか。(医師)』

出産を機に体毛が濃くなるのは、ホルモンバランスの乱れが関係しているようです。産後しばらくの間は、ホルモンのバランスが不安定なことが多いので、もう少し様子をみてもよいのではないでしょうか。更年期については可能性は低いようですが、他に気になる症状があれば、病院の受診を検討してみてください。



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