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気になる中性脂肪を減らす6つの方法

中性脂肪やコレステロールが高い脂質異常症の人は、潜在患者まで含めると2200万人もいると言われています。

中性脂肪が高くなる原因は何でしょうか?また、具体的にどのような方法で中性脂肪を減らせばよいでしょうか?

気になる中性脂肪を減らす6つの方法

40代男性からの相談:「中性脂肪を減らしたいです」

中性脂肪が気になる相談者の男性。脂っこい食べ物が原因ではないかと思っています。

中性脂肪が高くなってしまう原因は何ですか?天ぷらや唐揚げなどの揚げ物が好きでよく食べるのですが、それが原因でしょうか? 中性脂肪を減らす生活をしたいと思いますが、どうすればよいでしょうか?また自分で中性脂肪の値をチェックできるものはありますか?

中性脂肪値が高くなる原因はおもに、過食、アルコール、運動不足、遺伝的体質があります

いくつか原因がある中性脂肪の高値ですが、そのなかでも運動不足と食べ過ぎには特に注意が必要です。

『過食と運動不足で中性脂肪が高くなるケースが多いのですが、食べ過ぎで過剰なエネルギーが体に入ってきたり、運動不足でエネルギーの消費が少なかったりすると、余ったエネルギーは中性脂肪に変換され、皮下脂肪や内臓脂肪の脂肪組織に蓄えられます。またアルコールは中性脂肪を分解する酵素の働きを低下させることで、中性脂肪値を高くします。(看護師)』

血液中の中性脂肪が増えると心筋梗塞や脳卒中の危険性が高まります

高脂血症は様々な生活習慣病の原因になることが分かっています。

『中性脂肪が正常よりも多いと、血管の中にゴミとして蓄積してしまい、血管の収縮作用を阻害したり、血管の内部に張り付くことで血液の通れる範囲を狭くしてしまうなど、血管に対しさまざまな悪影響を及ぼします。その状態を放置しておくと、心筋梗塞や脳卒中になる危険性が飛躍的に上がるため、中性脂肪のコントロールが重要です。(看護師)』

『日本動脈硬化学会によれば、脂質を下げる生活習慣の改善とは
1. 減量:適正体重の維持(BMIボディマス指数18.5-24.9の範囲)
2. 減塩:食塩摂取の制限(7g/日以下)
3. アルコール摂取の制限:アルコールは脂質を高めることが知られています。赤ワインを1日1杯だけの場合は、ポリフェノールが身体に様々な良い影響をもたらすと言われています。
4. コレステロールや飽和脂肪酸の摂取制限:コレステロールを下げるには、飽和脂肪の摂取を減らすことが必要です。飽和脂肪を含む食品は卵黄、牛、豚の脂身、バターやバターを使った洋菓子、チーズ、高脂肪の乳製品などです。また不飽和脂肪を摂るとコレステロールの生成が抑制されます、これは魚、大豆や大豆製品、植物油、海藻類に多く含まれます。また食物繊維を含む食品でもコレステロールの生成が抑制されます。
5. 運動療法(運動・身体活動量の増加):ウォーキングやジョギング、水泳などの有酸素運動をできれば毎日、1日30-60分間、1週間で合計180分以上行いましょう。
6. 禁煙(看護師)』

自宅で中性脂肪の測定も出来ます

値段はやや高めですが、自宅でも中性脂肪の測定が出来ます。

『自宅で中性脂肪を計るものには、
・血液検査キット:病院やインターネットでオーダーして、キットに血液を一滴垂らして検査センターに送るものです。それが検査センターで分析されメールや書類で結果が送られてくるのですが、結果が届くまでに1週間程度かかり、価格は最低でも7千円前後です。
・脂質測定装置:採血器具を使って自分で採血し機械にセットするだけで、3~4分で数値が表示されます。コンパクトで旅行などに持って行きやすいようになっていますが、値段は15万円前後とかなり高くなっています。(看護師)』

毎日出来るところから中性脂肪を減らす6つの方法を日常生活に取り入れていきたいですね。また自宅で中性脂肪を調べることもできるため、本当に効果のある改善ができているかどうか気になる場合は、取り入れてみるのもよいでしょう。



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