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夏のむくみ対策…代謝が悪いと水太りに?

夏のむくみ対策 について考えてみましょう。

ジメジメと湿気が多く暑い日は、つい冷たい飲み物を飲んでしまいますよね。さらに、冷房による冷えで血行も悪くなりがちに…。暑い夏は「身体の冷え」とは関係がないように思われますが、結構ダメージを受けています。

これにより、体内の水分を上手に排出できずにいると、足のむくみが生じやすくなります。とくに重力で水分が下へ溜まりやすくなる夕方はひどくなります。

だるさや眠気があって疲れやすく、なんとなくやる気がでない…というときも、身体の中では、水分代謝が低下しているかもしれません。

1日の疲れとともに、体内に溜まった余分な水分を排泄しやすくする「フットケア」方法をお伝えしましょう。

夏のむくみ対策 …代謝が悪いと水太りに?

 

夏のむくみ対策 1「アロマバスソルト」

アロマバスソルトで足浴をしましょう。

足にむくみのあるときは、血行を促進する天然塩、体液の流れや利尿をサポートする精油を加えた、アロマバスソルトで足浴をして、じっくり体を芯から温めてみましょう。

血液やリンパの流れをスムーズにすると、水分代謝されやすくなります。足浴の後、ふくらはぎを揉みほぐすと、すっきりします。

<用意するもの〜洗面器で1回分のアロマバスソルト〜>

天然塩(精製されていないミネラル分を含むもの)大さじ3
ジュニパーベリー精油 1滴
グレープフルーツ精油 1滴
体内に溜まった余分な水分を排泄しやすくする精油=天然エッセンシャルオイル

●ジュニパーベリー
ヒノキ科の常緑針葉樹。
鋭くとがった葉をもち、「ネズミさし」という異名もあります。雌の木に2~3年かけて黒く熟す実が採取される精油は、体内の老廃物を排泄しやすくする、強力なデトックスの働きをもっています。すっきりした樹脂系の香りは、疲れた神経を回復させてくれます。

注意:腎臓に炎症のある方や腎臓の弱い方は、ジュニパーベリー精油の使用を控えてください。

●グレープフルーツ
ミカン科のフルーツでおなじみ。さっぱりした香りで気分をリフレッシュさせ明るくし、交感神経を活発にして活力を与えます。リンパ系の働きを促して体液の流れを正常化させ、体内に溜まった毒素を排出しやすくします。

注意:グレープフルーツ精油は、皮膚に散布してからすぐに紫外線にあたると、皮膚刺激を起す成分が含まれています。外出前などは使用を控えてください。

<作り方と足浴の手順>

1.空き瓶またはビニール袋に天然塩を入れて精油を垂らし、シャカシャカよくまぜ、熱めの湯をはった洗面器の中に加えて溶かし混ぜます。

2.1の洗面器のお湯に両足を浸け、15分から20分程度足浴します。くるぶしが隠れるくらいの湯量が目安。洗面器のお湯は冷めやすいので、さし湯ができるよう、熱めの湯の入ったポットを近くに置いておくと便利です。

 

夏のむくみ対策 2「アロマトリートメント」

身体の下の方に溜まってしまった体液を上に戻すために、デトックスの働きのある精油を加えたトリートメントオイルでケアしましょう。足浴や入浴後、血行が良くなったときに行うと効果的です。片足ずつほぐしていくと、足が軽くなる感じがわかります。トリートメントで直接アプローチできるだけでなく、皮膚から浸透した精油の有効成分は、血液中に取り込まれ、全身へと働いていきます。

<用意するもの〜数回分のアロマトリートメントオイル〜>
ジュニパーベリー精油 1滴
グレープフルーツ精油 1滴
植物油(ホホバ油、スイートアーモーンド油、マカダミアナッツ油など)10ml

<作り方とアロマトリートメントの手順>
1. 植物油に精油を垂らしてよく混ぜてから、遮光瓶に入れて保管します。(1〜
2週間で使い切るようにしてください。)

2.1のオイルをてのひらにとり、もう片方の手で少しなじませ、温めてから、足全体に塗布します。足の指先から太もものあたりまで、下から上へ向かってほぐしましょう。ひざ裏や足の付け根のリンパ節のある箇所にきたら、少し圧をかけながらほぐしていきます。あまり力を入れすぎず、リラックスしながら優しく行いましょう。

 

夏のむくみ対策 3

<注意事項>
※静脈瘤のある方は、トリートメントを行わないようにしてください。
※3歳未満の乳幼児や妊娠中の方は、精油の使用を控えてください。
※皮膚の弱い方や敏感肌の方は、事前のパッチテストをおすすめいたします。
※天然アロマオイルは引火の可能性があるので、取り扱いには十分注意してください。
※天然アロマオイルは有効成分の濃縮したエッセンシャルオイルです。お子様の手の届かない冷暗所で保管し、原液が皮膚につかないよう、目に入らないように注意してください。
※アロマオイルは100%天然エッセンシャルオイル(精油)を使うようにしてください。
※天然アロマオイルを利用した植物療法は医療のかわりではなく、健康の増進や病気の予防に役立てるものです。症状が長く続いている場合や、既存病歴のある方、お薬を服用されている方の使用につきましては医師の指示にしたがってください。体調や体質、利用方法によっては健康を損ねる場合もあります。それぞれの注意事項や使い方をよく確認したうえ、自己責任で使用するようにしてください。

■執筆者プロフィール:磯部尚美(いそべなおみ) 東京都生まれ。JAMHA認定ハーバルセラピスト。JATA認定ハーブティーソムリエ、ハーブセラピスト。
日本園芸協会認定ハーブコーディネーター。植物療法を生活に取り入れ、その薬理作用を実感してハーブを学ぶ。現在三人の男児を育児中。美容や健康維持のためのハーブ療法について研究。優しく寄り添ってくれる植物との共生を感じながら「植物の癒しの力で美しく健康に」をコンセプトにしている。



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